とんがらし2007年06月26日 12:00

前から気になってた「とんがらし」をついに訪問。

12:45 頃に着いたのだが、店内には 7 人ほどの待ち。
カウンターではおばちゃんが注文聞きと麺茹で、天ぷらのトッピングを担当。
厨房では、おっちゃんがひたすら天ぷらを揚げている<見えないけど
この店では、注文を受けてから天ぷらを揚げ始める。そして、ほとんどの客はなにがしかのトッピングを頼むので天ぷらを揚げる手が止まる事は無いのだ。
つか、この店で「かけ」を頼む客っているのだろうか?

店内の両側にはカウンター席があり、椅子がそれぞれ 3 脚ずつ。中央にテーブルが一つとキャパは少ない。
しかし、注文を受けてから天ぷらを揚げるせいで、頼んだものが出てくるまでそれなりの時間がかかる。そのため、丁度よい間隔で席が空いてゆく。うまい事できてる。

前に並んでいた人達の注文を聞いていると「茄子盛りで」というのが何度か聞こえてきた。
茄子好きな人が多いのかな?と思っていたのだが、おばちゃんが「茄子もりあわせ~」と言ったのを聞き、壁のメニューを見た所で気が付いた。
メニューの「もりあわせ」には、「いか、えび4ヶ」と「いか、えび3ヶ、茄子半分」の二種類があり、前の客は後者を頼んでた訳だ。

えび1ヶの代わりに茄子が増えるなら、茄子盛り頼むでしょう!という訳で、おいらも茄子盛り(500円)を頼む。

あ、そうそう。
この店の注文の仕方だが、前の客の注文風景を眺めている限りでは、
1、並んでいる間に揚げ物を頼む
2、カウンターの前に行った時に麺を頼む
という作法みたい。

カウンターには天かすが置いてある。
ところどころに葉っぱらしきものが見えるのが、いかにも天「かす」といった感じでよい。
その奥にある値札は、おにぎりかな?<よく見てなかった
自分の番が来たので、食べた事のない「ひもかわ」を頼む。
おばちゃんが麺を茹でたあとに、奥から天ぷらを持ってきて載せてゆく。
最初に、茄子が三つとイカ天。そして、えび天を三つ。すげぇボリュームだ!
これで 500 円は安いっ!安すぎるっ!。・゚・(ノД`)・゚・。

つゆは濃いめの味付け。
そばつゆとしては少し濃すぎるような気もするが、天ぷらとの相性は抜群。
あ、おいら的にはそばつゆとしてもアリである。

ひもかわは初めて食べたんだけど、ひらべったいうどんだな。きしめんっぽい。あと、かなり柔めである。
帰ってから調べてみたら、ひもかわときしめんは同じものらしい。ひもかわが一般名称で、きしめんが名古屋特有の名前だとか。
とはいえ、ひもかわの呼び名の方は廃れてるみたいだけど。

天ぷらはアツアツで食べきるのに時間がかかる。
そのため、最後の方は天ぷらの衣がつゆでふやけてしまい残念 な事に (´Д`;
天ぷらは別盛りに出来るみたいなので、次来た時は別盛りにしようっと。
ただし、別盛りにできるのは平日の 13:00 以降。

食べ終わった後はカウンター席の横にあるトレイに食器を置いてゆくのがルール。
トレイの横にゴミ箱が置いてあって、箸はそこに捨てるものらしいのだが、慣れてない(?)客は食器と一緒に置いてしまう。
だが、その後に片づけに来た客がその箸をゴミ箱に片づけてゆくのを二度程見た。
この店は、常連さんに愛されてるな~と思った。

壁のメニュー その1

ちょっと入りきらなかったので、メニュー その 2

反対側のメニュー

【店名】 とんがらし
【住所】 東京都千代田区三崎町3210
【営業時間】 10:30~14:30、16:45~19:00(土曜は昼のみ)
【定休日】 日祝
【最寄り駅】 水道橋